家族がレビー小体型認知症みたいです。どうやって受診させたら良いですか?

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家族にレビー小体型認知症のような症状が見られるようになり、「ちょっと最近おかしいな?」と思っていた矢先、テレビ番組でレビー小体型認知症の特集が組まれて、なんとなく見ていると、幻覚や幻視など特徴的な症状が一致していて、「最近おかしい原因は、レビー小体型認知症にかかっていたからなんだ!」と原因にたどり着いたものの、本人には受診する気は全くありません。どうすればよいでしょうか・・・。

 

なるほど。ご家族がレビー小体型認知症にどうやらかかっている様子で、受診したいのですが、本人がなかなか縦に首を振ってくれないという相談ですね。

 

まず、本人についてですが、受診を拒否する理由というものが存在すると思います。

①全く認知症と思っていない場合

②認知症症状を自分でも感じており、診断して確定するのが怖い場合

上記の2通りの理由がほとんどであると言えます。

 

まず①全く認知症と思っていない場合についてですが、レビー小体型認知症の場合は、リアルな幻覚・幻視が見えたりする為に、「現実に起こっている出来事」として幻覚や幻視を捉えています。

そして、認知症は、物忘れという症状のイメージが強く、レビー小体型認知症の初期は比較的物忘れ症状は少なく出るので、「自分はしっかりしている。あなたは私をおかしくなったと言っている。精神病院に連れて入院させる気か!!と先々の事まで予測され、しかもネガティブに捉えられる場合が多くあります。

 

このような場合は、非常に受診に連れて行くのが難しいと思います。そうなると、家族だけの力では、受診までこぎつけることは困難です。

そこで出てくるのが、これまで信頼関係を築いてきた主治医や、認知症に関する専門機関や高齢者に関する専門機関なのです。

 

働きかけとして、主治医には、充分に病気の症状を伝える必要があります。熱心に診療をされる主治医でも、実際の診察時間はものの数分であると思います。また、何日かおき、場合によっては数ヶ月おきにしか合わない主治医については、ほぼ日常生活のことは知らないと言えます。

また、診察を受ける本人は、医師に診察されるという事で、自宅にいるときよりも神経を研ぎ澄ませ、緊張して気張っている状況なので、とても認知症症状があるようには見られない場合が多くあります。

 

ですので、手紙もしくはメールなどで、本人の自宅での症状を書いて、専門機関へ受診を促してもらえるようにお願いをすると良いと思います。

また、症状については文章を長く書きつらねるよりも、箇条書きで書いたほうがわかりやすく、要点を伝えることができると思います。

(どうしても文章だと、「トイレの中に人が見えると言われて、私は怖くなりましたが、必死で本人を説得しました。しかし、本人は・・・」と私情が入ってしまうので、相手に伝わってしまうことが、自分が伝えたいことではなくなってしまう場合があります)

 

また、主治医にかかっていない場合については、認知症疾患医療センターや認知症サポート医、認知症かかりつけ医など、国が認知症施策の一環で配置を進めている専門機関がありますので、そちらの相談窓口に症状を伝え、受診を拒否している家族への説得の仕方について相談をされると良いでしょう。

 

また、認知症疾患医療センターなどの専門機関がわからない事が予測されます。(というか、普通は知らないでしょう)

その場合は、市町村の高齢者専用の窓口で相談をされると、市町村の担当者もしくは、「地域包括支援センター」という高齢者専門の総合相談窓口を紹介されると思います。

そちらの担当者なら、自宅まで訪問してくれて本人への説得を一緒に試みてくれたり、対応方法のアドバイスや、急に認知症がひどくなり、手がつけられなくなった場合の支援も行ってくれますので、早めの相談をオススメします。

 

 

また、②認知症症状を自分でも感じており、診断して確定するのが怖い場合

については、本人に病気の理解を促し、このまま放っておけば、進行していく事と、専門機関で早期受診を行ない、早期治療を行うことで症状を緩和する事ができるという理解を少しずつ促していく必要があると思います。

 

元々本人が不安に感じているのに、さらに進行していく可能性があるというように、さらに不安を煽ってしまう現実を伝えなければならないので、様子を見ながら、心苦しいかと思いますが、冷静に話をしていただきたいと思います。

 

私がこれまで関係した方の中で、自分の口では伝えることができなかったので、レビー小体型認知症に関する本を、たまたま、本人の目につくところに置いていたら、本人が勝手に読んで、自分がレビー小体型認知症にかかっていることを理解して、涙を流していたという話を聞いたことがあります。

 

最初は、本人は現実を受け入れることができずに「なぜ私が・・・これからどうなるの・・・」と悲観し、本を置いていた家族も「なぜ、あんな目につくところに本をおいてしまったのだろう・・・」と何度も後悔をしたようです。

 

しかし、早めに受診を行うきっかけとなり、レビー小体型認知症に本人、家族が向き合うことで、病気を受け入れ、今では穏やかに介護生活を楽しまれています。

 

また、本人が恐怖心が強い場合で、家族の話を機構としない場合には、これも第三者に協力を得ると良いと思います。

主治医や、市町村の高齢者専門窓口、地域包括支援センターなど、協力をおねがいしましょう。

 

 

以上が、「家族がレビー小体型認知症みたいです。どうやって受診させたら良いですか?」の回答となります。

 

 

 

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